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2011年09月24日

究極の地盤強化工事 その3

地盤改良と基礎工事が終わり、いよいよ大工工事になります。

まずは土台です。



土台を組んだら鋼製束でしっかり大引きを固定します。




そして暑さ5㎝の断熱材を敷きつめ、その上に暑さ2㎝8mmの合板を敷きます。
床の仕上がりはその上にフロアーを施工して終了です。





壁・天井は下地を組んで床と同じ断熱材を入れ
石膏ボードを貼り付けたら仕上げはクロスを貼って終了になります。




私は家造りで最も大切なのは、構造だと思っています。
仕上がりに使う材料はお客様が楽しみながら自由に選んで頂くこと
だって一番楽しい作業が仕上げを選ぶことだと思いますから。

しかし、構造は建築屋の責任です。
見えなくなる部分こそ、責任ある施工をキッチリ行うべきなのです。



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Posted by 岩垣工務店 at 18:13Comments(0)只今、建築中

2011年09月23日

究極の地盤強化工事 その2

おはようございます。

昨日の地盤改良の続きです。

地盤を硬くするためにボーリングして硬化剤+コンクリートを少しずつ流し込むところまでお話しました。
その結果、下がっていた地盤が元の高さに戻ってきました。
これは、硬化剤が地中に留まり軟弱だった地質にしっかりと馴染んで固まったからです。
東電の水漏れもこの硬化剤を使って止めたそうです。

地盤が硬くなって、次に問題なのは亀裂の入った基礎をどのように修復するのか?ということです。

この写真が亀裂の入った基礎の様子です。








いくら地盤を硬くしても基礎の強度が取れなければ何の意味もありません。
30年前の基礎ですから、きっと鉄筋もそんなに入っていないと思われます。

どうせなら、強い基礎を作りたいので、新築の時とまったく変わらないやり方で作ることにしました。
もちろんベタ基礎で施工です。

写真を見てください。



まず、古い基礎の内側にベタ基礎を打つために鉄筋を組みます。
鉄筋の太さ=13mm 
升の大きさは20cm角です。







コンクリートを流し込んだ様子です。


ベタ基礎が乾いたら、今度は傾いた建物を水平にするために、ジャッキを使って建物を持ち上げます。
そうすると、古い基礎と土台の間には隙間が出来てしまいます。
その部分だけにコンクリートを詰め込んでも基礎の強度は得られないので、古い基礎の内側に暑さ20cmの
基礎を作り、古い基礎と一体になるようにコンクリートを流し込みます。
そうすることで、基礎の強度を保ちながら、土台との隙間も埋める方法をとりました。













型枠を外すとこのような基礎になります。↓




後はこの上に床をするための下地を組んでいきます。



続きはまた明日!



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Posted by 岩垣工務店 at 08:02Comments(0)只今、建築中

2011年09月22日

究極の地盤強化工事

最近は、リフォーム工事の問い合わせもたくさん頂いております。

M様は高山市下切町にお住まいです。
築30年の家にお住まいなのですが、元々地盤があまり良くないため
30年の間に20cm沈下してしまった箇所がありました。
今まで応急処置として下がった基礎と土台の間にコンクリートを詰め込んだり
木のかいものをしたりして対処していたようですが、今回の東北の震災発生を機に
地盤から根本的に直したいとご相談をいただきました。

今住んでいる家にはとても愛着があるので、建物はそのままで
地盤と基礎を強化して傾いた家をもと通りに直し、リビングと二階の和室を洋室にリフォームする
というものでした。

ここで一番の問題は、建物はそのままで地盤と基礎を復旧するという工事です。
そんなことが出来るのだろうか…??正直、私は頭を抱え込んでしまいましたが
いつも地盤調査をお願いしている会社に問い合わせしてみると

実にあっけなく「出来ますよ!」という返事が返ってきた!!
担当者曰く「究極の地盤改良です あの東電の地下の水漏れを止めたのもこの方法ですよ」と言われました。

簡単に説明すると、軟弱な地盤にボーリングで穴を開け少しずつコンクリートと硬化剤を注入していく改良工事だそうです。

詳しくは写真で



1階の床をめくってみると… 
改良前の基礎の様子です。沈下に耐え切れず日々が入っています



以前に応急処置を施した形跡です。




約1m間隔に岩盤にぶち当たるまでボウリングをして(M様邸の場合はやく3m)
そこから少しずつ薬液を注入していきます。

私が一番驚いたのは、注入を始めると沈んでいた地盤が少しづつ盛り上がってきたことです。
これは薬液が外に逃げ出さずにしっかり基礎のしたの地盤になじんでいる証拠だということらしい。


あまりにも長い説明になるので、続きはまた明日です!


岩垣工務店のホームページは飛騨高山 匠の技

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Posted by 岩垣工務店 at 08:00Comments(0)只今、建築中

2011年09月21日

台風で考えたこと

昨日から岐阜県は凄い雨ですね。特に多治見は今までにない被害のようですが
水害に対しての備えって難しい気がします。
3.11の東北の震災も地震による被害より津波の被害が大きかったですよね。
この地域でも、高速道路の建設などで、山を削ったりしてますから
他人ごとではなく水害への備えも考慮する必要があるのかもしれないですね。

たとえばどんな工事が必要なのだろうか?と考えてみると…
やはり、基礎の高さを上げる?ことが一番効果的なのかなーと思います。

通常、当社の施工は基礎の高さは地面から45センチくらいの設定になってます。
これでも30年前の基礎から比べたらずいぶん高くなったんですが、河川の近くでは
もっと上げる必要が出てくるのかもしれませんね。
しかし、その分工事費用も高くなります。
それと玄関ポーチも当然高くなるわけですから、階段の段数も増えるんですね。
年配の方がいるご家庭ではスロープを付けるなどの対処も必要になります。

なんだかとりとめのない内容になってしまいましたが、私たちも建てる地域によっては
いろいろな事を想定してお客様に提案していかなくてはなりません。

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Posted by 岩垣工務店 at 11:51Comments(0)日々のこと

2011年09月18日

ぼくのお盆休み





お盆を実家で過ごす。
母は絵に夢中、僕は高校野球に夢中








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Posted by 岩垣工務店 at 07:14Comments(0)自分のこと

2011年09月17日

久しぶりの雨ですね

おはようございます。

久しぶりの雨ですね
けっこう いい降りです。

只今、建築中の現場は

もう少しで完成の国府町H様邸

擁壁工事が20日から始まる 上岡本町S様邸

基礎工事にとりかかった清見町Y様邸

地盤沈下で傾いてしまってる家を地盤から改良して
大規模なリフォーム中の下切町M様邸

福井県金沢市にて店舗の建築中


おまけの写真も載せておきます。
雨ですから








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Posted by 岩垣工務店 at 07:59Comments(0)只今、建築中

2011年09月15日

さっそく完成見学会のご案内

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Posted by 岩垣工務店 at 13:30Comments(0)見学会の案内

2011年09月15日

はじめまして

はじめまして、有限会社 岩垣工務店の村川と申します。
これからひだっちさんのブログをお借りして
家つくりに関する情報をドンドン発信していきますのでよろしくお願いいたします。

このブログを見ているあなたは、夢のマイホームへの道を歩き始めたところでしょうか。
あるいは、何となく「そろそろマイホーム」と考えはじめたところでしょうか。
いずれにしても夢はふくらむばかりでしょう。
家づくりをお手伝いさせていただいていると、不幸にも家づくりに失敗してしまったご家族のお話を聞くことがたくさんあります。

・大丈夫だと思って組んだ住宅ローンの支払いが苦しい
・家には寝にかえるだけの生活になってしまった
・家を建てて以来、一家だんらんなんて味わったことがない
などなど

こういったご家族は「こんなはずじゃなかった」とため息をつくばかりでしょう。
家はほとんどの方にとって一生で一度の大きな買い物ですから、やり直すわけにはいきません。
家はなんのために建てるのでしょうもちろん、家族が幸せになるためです。
そのためには知っておかなければいけないことがたくさんあります。
家づくりには勉強が必要なのです。

建築や構造の難しい内容を知っておくべきと言っているのではありません。
家づくりに対する考え方や心構えをしっかり学んで欲しいのです。
そして、家づくりに失敗しない予防が必要なのです。

このブログは家づくりに失敗しないための処方箋をあなたにお教えするためのブログです。



  
Posted by 岩垣工務店 at 12:01Comments(0)はじめまして